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【住宅の豆知識】近代建築と伝統が息づく場所 
公開日
2025-9-16 09:00

今回ご紹介するのは、うすくち龍野醤油資料館です。

 

 

うすくち資料館は、兵庫県たつの市にある博物館です。

1932年(昭和7年)に建てられた元ヒガシマル醤油本社社屋を利用し、全国初の醤油資料館として1979年(昭和54年)11月に開館しました。

 

 

博物館の建物は、本館が菊一醤油本社社屋として建てられた後ヒガシマル醤油の先代本社として使用され、徒歩2分の場所にある別館は先々代ヒガシマル醤油本社として使用された後に龍野醤油協同組合本館として使用されていたという歴史を持つ近代建築です。

 

 

木造建築ですが外観はレンガ造り風のルネッサンス様式を呈し、通りに北面する木造2階建。2階建の主体部と両脇の平屋からなる。主体部は柱型で大きく2分し、1階にアーチを架け、2階は小柱により3分する。柱型をタイル貼とし、腰や頂部などを石貼とするなど、醸造蔵や町家が並ぶ城下町の景観を彩る遺構です。

 

 

2008年(平成20年)に国登録有形文化財に登録され、「兵庫県景観形成重要建造物」、「地域活性化に役立つ近代化産業遺産」にも認定されております。

 

 

KADeLのコンセプトである環境共生住宅のもとになった「聴竹居」と同時期に建てらた博物館は構造は違えど歴史を感じる建物となっています。

 

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富国ハウジング 営業部 兼久

 

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