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【住宅の豆知識】床柱-toko-bashira-
公開日
2025-4-1 09:00

「和室」と言えば「床柱」、どんなものか思い浮かぶでしょうか。近年、住宅内に和室が減少していて、和の設え 特に「床の間」や「床柱」などは古化してきているかもしれません。

 

和室の設えといいますと、歴史深くて奥深く形式がきちんと決まっている、というものですよね。しかし、私たちの表現したい和室は、自然や素材を粋に取り入れて自由な表現をする「数寄屋風」です。

 

風流で繊細、質素ですが洗練された意匠で、庭の自然で四季を感じとれたり、周囲の景色を借景としたりして、小和室を独特な世界へ昇華させたい、という思いです。

 

 

床の間に配する床柱は一般的に、太くて珍しい無垢の木が高級で重宝されている格式高い和室。それとは違い、ここでは華奢な桜の錆丸太を2本軽やかに使っています。

 

他にも、掛け軸を現代的解釈で試作した、ガラスで造る「光の掛け軸」です。絵柄は鯉が桜の花弁を追う「春」の掛け軸。四季に応じて、また来客へのもてなしとして、ガラス板の絵柄を差し代えて機会を楽しむことができます。ピンスポットライトまでの距離や角度の設定が難しく、リアルシュミレーションして決めたのが思い出になっています。

 

 

最後は「百日紅」サルスベリの床柱。曲がって育った自然の姿が個性的です。

そこに壁を合わせて造作しているところがとても気に入っています。なんとなく自然の摂理を思わせます。

 

 

和室は「離れ」として造って頂くと、一味違う空間を楽しむことが出来て良いと思います。

 

akiyama.

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