“連続する内と外“は、室内と屋外をただ隣接させるだけではなく、様々な工夫をすることで大変豊かな暮らしをもたらすことができます。ここでは、ある一邸の住宅の写真を例に解説したいと思います。

1. 外部空間と内部空間が絡み合うように入り組んだ平面計画としています。
2. 天井と床の質や高さを揃えて境界部分を曖昧にしています。
3. 照明計画にも一工夫しています。ダウンライトを内部・外部に点在させて連続性を出しています。また内部の明るさを少し抑えて、外部を「より意識できるよう」にしています。
4. 更に敷地の外の森の景色も取り込んで雄大な自然を屋内へと引き込んでいます。

このような工夫をして完成した住宅は、まるで山荘に滞在しているようなリラックス感を味わえる特別な生活体験を重ねていくことができます。

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