皆さんこんにちは建築設計事務所 KADeL黒瀬でございます
今回はフィリップ・スタルク氏のマスターズご紹介致します
フィリップ・スタルクとは
フランスのデザイナーで建築 家具 インテリアなど あらゆるジャンルを手がけています
世界的に有名なデザイナーの1人です
写真がマスターズチェアーです どうでしょう
華奢な線の曲線で構成されており 置いた時 空間への圧迫感が無く スッと視線が抜けるデザインになっています
ダイニングチェアーとして使う場合も 4脚 5脚と複数になった時でも空間を邪魔せず スッキリとして 光を透して部屋を明るくします
座面が広く 座り心地も快適です
背もたれや肘掛けもあり うまく体重を分散してくれるので 長時間座っても疲れません
スタッキングもできます
本体が樹脂製(改質ポリプロピレン)なので 耐候性もあり 野外でも気兼ねなく使えます
座面が少し高いので 靴を履いた状態で腰掛けても快適に座れます
※因みに 170cmの身長の私が座った感想です
普段はこんな風に使っています
庭の落ち葉拾いの休憩場所だったり ボーッとしたり 特に虫のいない11月〜3月は庭に出る頻度が高いので良く使います
このマスターズで個人的に特に良いと思うところは影の出方が美しいというところです
この様に照明の光と組み合わせる事で 影のオブジェとしてとても良い雰囲気を表現することが出来ます
素敵ですね
サイドテーブルはこちらを使っています
Amazonで購入したサイドテーブル
金属製で マットブラック塗装仕上げ
野外で使用しているので 経年変化が良い味を出しています
良い味と言えば この蚊取り線香立ても良い味出しています
鉄製ピザパン20cmを購入して 縁側で使うとこうなります
錆が回って鉄の味わいある風景が出来上がり
縁側に使われている 白銀化したウリン材との相性も良いです
使いはじめは 当然 ピカピカでこんな感じ
ただの鉄の板って感じで どうしても縁側との違和感が出てしまいます
家の素材選びもそうですが 新築の時は全てが新しく 調和していて良いのですが
何年も 何十年も年を重ねた時 全ての素材が 経年変化をして 一つ一つが古くなりうまく調和しないと 変な感じになって違和感が出てしまいます
住宅は新しい時も美しいですが 古くなって経年変化が出て渋みが出てからも美しいと思います
では 今回はこの辺で失礼いたします
今回もいかがだったでしょうか?
皆様の家具選びの参考になりましたら幸いです
次回は
日本建築の外と内を曖昧にする中間領域「縁側」をご紹介 致します
建築ってほんとに良いものですね
それでは皆様 次回ブログでお会いしましょう
KADeL 黒瀬信幸
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