大阪市内では建替を検討する土地の中で、「長屋」になっている場合があります。
土地価格は低くなっていますが、注意しておかないとトラブルが起きる可能性があります。

今回はそのようなことがないように、長屋建替前の注意点をご紹介します。
①切離し解体について
②境界設定
③周辺環境による影響
①については、解体業者様によっては重機で解体する場合があります。重機による作業は解体速度が速い反面、隣地建物へ影響を及ぼすことが多いです。
長屋は梁や基礎が隣地とつながって建築されているため、隣地の梁が傷んで倒壊リスクが上昇し、基礎が割れてしまい隣家が傾く事案が起きることがあります。こうなると修繕費はもちろんのこと、仮住まい費用も請求となります。

解体契約を交わす際には解体方法と隣地様宅の壁修繕方法の確認、解体同意書の
取得をしっかりチェックして、手壊し解体を含めた対応をしてもらうことが必要です。

次回は②③についてお話しいたします!!
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富国ハウジング心斎橋オフィス 営業部 中村