壁にタイルを貼って、自然光や照明によって輝きを放ち、またその凹凸を顕(あらわ)にして、空間を華やがせてくれます。
造作洗面台はシンプルに建築と一体化できて素敵です。
素材を床材とリンクさせて素材数を減らしミニマルな空間にしていくことができます。
そんな中にもアクセントを加えることができるのがタイルです。
洗面台には必ず照明をつけるので、その光を得て力を発揮するような凹凸のあるタイルがお勧めです。
こちらでは陶磁器のようでほんのりベージュのタイルを使用しており、光を当てると心地の良い温かみのある色が反射されて、洗面室もリラックス&ヒーリング空間へと変化しています。
次は手洗い空間です。手洗器の正面の壁にキラキラしたモザイクタイルを貼りました。
ガラスのボウルと、ほんのり輝くタイルと、金属のカラン。
全てがキラキラしてテンションが上がります。自然光が当たっているところが色鮮やかに浮かびあがり、見ていて飽きません。
次は珍しいタイル、ウッドタイルです。
こちらも凹凸がすごいです。
本物のウッドブロックですから、1個1個のサイズ・出幅・形状まで違っていて、
これは棟梁の施工が大変そうなのですが、出来上がったらなんて素敵なのでしょう!
個性的で、素朴なようでゴージャスで、こちらも光をあてると更に迫力がでます。
という具合に、タイルは床面に大量に貼るだけじゃなくて、少量でも壁に貼ると、とても味わいが出てきて空間に華やかさをプラスできます。
これらは比較的オーソドックスな使い方ですが、チャレンジングな使い方でデザインコンペに出品してみたい方がおられましたら、興味深いタイル貼りを一緒に探求してみましょう!
KADeL akiyama
関西 大阪 注文住宅 建築設計