先日、淡路島の安藤忠雄建築を巡ってきました。

こちらは本福寺水御堂です。
安藤忠雄氏といえばのコンクリート造が見えてきましたが、「お寺は…?」と歩き進めると…


地下へ続く階段が出現しました。
下った先に広がる大きな朱色。小道を進むと静けさの中に凛と佇む本堂が迎えてくれます。
本堂は撮影禁止のため、光の入り方や質感を意識しながらしっかりと目に焼きつけてきました。


続いて淡路夢舞台。
広大な敷地の中で、安藤建築らしい幾何学的な構成やスケール感を存分に楽しめます。


階段を上る途中では前方に花壇と山の風景が広がり、振り返ると大阪湾を一望できる開放的な景色に変わります。コンクリートという人工的な素材でつくられた建築が、地形や植栽を取り入れることで自然と調和している点がとても印象的でした。


今回二つの建築を巡って感じたことは、シンプルな素材でも光と構成次第で空間は大きく変わるということです。
住宅の設計においても同じことが言えると思います。光のとり方や余白のつくり方で心地よさは大きく変わると実感しました。
KADeLでは土地の形状や自然をうまく取り入れた設計を得意としております。
是非お気軽にご相談ください。
KADeL 設計アシスタント Shimo.
関西 大阪 奈良 兵庫 注文住宅 パッシブデザイン
建築 設計 デザイン 建築家