皆さんこんにちは建築設計事務所 KADeL黒瀬と申します
今回はラーズ ワーナー氏が設計した名作 スツールとして知られるシューメーカースツールをご紹介致します
ルーツは15世紀 こちらのスツールは元々靴職人が座る椅子として作られました
時を経て使いやすいように徐々にこの形になったそうです
お尻の形に合う様にお尻に沿った形状になっていて座ると木なのに柔らかく感じて不思議です
座り心地はとても良いです
搾乳の作業など長時間座ることを想定しているそうです
三本脚も 床面がフラットでない場所でも安定する様にとのことです
そのため我が家では 玄関のタタキに置いて使っております
三本脚の恩恵を受け ガタつきもなく安定感抜群です
素材は バットにも使われる丈夫なビーチ材なので強度も安心です
毎日 ココに座り 靴をブラッシングしてから出社しています
特にブーツの脱ぎ履きにはかなり重宝します
あと 来客時にご高齢者や足の悪い方が来られる時がありますが 皆さんに喜んでもらえています
デザインもそうですが 皆に使われる優しいスツールです
この家は 玄関のタタキから上がり框(かまち)の蹴上げが125mmにしているため
段差が小さくスツールがあると靴の脱ぎ履きにとても重宝します
仕上げはソープフィニッシュを行います
石鹸で洗い 石鹸の油分を浸透させた仕上げです
とても素朴な仕上げで個人的には木の質感がそのまま残るので気に入っています
経年変化も楽しみです
(知らなかったのですが 野外用も発売されておりました
シポマホガニー材のシューメーカースツール
キャンプなどアウトドアでも使用可能とのことです)
まさに 「用の美」
三本脚なので四本脚に比べると場所を取らず しかも軽量なので 移動もヒョイと移動できます
私は脚の底にフエルトを貼っているので引きずるだけで好きな場所へ静かに移動できます
玄関タタキにあっても邪魔になりにくいです
オススメです
今回もいかがだったでしょうか?
皆様の家具選びの参考になりましたら幸いです
次回はソファーをご紹介 致します
建築ってほんとに良いものですね
それでは皆様 次回ブログでお会いしましょう
KADeL 黒瀬信幸
関西 大阪 注文住宅 建築 設計 デザイン