<設計者コメント>
住宅地の一角に建つ、木造2階建ての住まいです。
「カフェのように落ち着ける空間で暮らしたい」というご要望を受け、その雰囲気をご家族の日常に自然と取り込むことを意識しながら計画を進めました。
外観は、1階に木目を用いたあたたかみのある表情を、2階にはオーバーハングしたボリュームにグレーの塗り壁を合わせ、対比の中に心地よいバランスを創り出しています。この2つの素材が重なり合うことで、周囲に馴染みながらも存在感のある個性的なファサードにしています。
内部空間では、LDKに大きな開口部を設け、お庭の緑が自然と目に入る穏やかな景色を暮らしに取り込めるよう配慮しました。さらに、カフェのような落ち着きのある間接照明を取り入れ、時間帯によってやわらかな表情を見せる心地良い空間にしています。
2階に設けたフリースペースでは、入口を大きなアール形状でくり抜いた壁がアクセントとなり、柔らかさと遊び心を空間に添えています。
また、全体を通して“スッキリとした暮らし”を大切にされるご家族に合わせ、収納計画や動線を整え、余白が感じられる住まいにしています。
カフェを巡ることがお好きなご家族が、日常の中でふと心が落ち着くような、そんなひとときを自然に過ごせる住まいになっていれば嬉しく思います。




