<設計者コメント>
施主様夫婦、子、施主様の母、それぞれ成人した4人が同居する多世帯住宅。
LDKと奥様、お母様のお部屋は中庭に面して大きな窓を設け、長女のお部屋はプライバシーを考慮し高窓のみ、ご主人のお部屋には中庭とは別に坪庭を配し、同居する各人の好みや個性、住まい方を体現した空間づくりをしています。中庭を軸とした開口部計画が、隣家や外部からのプライバシーをしっかりと守りながら、お家の中へ柔らかな自然光や心地良い風を運び込みます。仲の良い家族4人が、適度な距離感を保ちつつ、それぞれの趣味・嗜好や住まい方や尊重しながら、日々愉しく、笑顔で快適に同居できる住まいを目指しました。