一戸建てを建てることになったきっかけは何ですか?
ご主人:自分は昔から一軒家がほしいと思っていました。
奥様:私は、はじめはマンションがいいと言っていました。マンションなら、一軒家よりまだ引っ越しやすいので、マンションでいいかなと思っていたんですが、主人がどうしても一軒家にこだわっていたので、それやったら建てようかとなりました。
ご主人:妻は、小さい家は嫌と言っていたので、それやったら大きい一軒家がんばろうかとなりました。
具体的に、どのように情報収集されましたか?
ご主人:SUUMOの雑誌を本屋で購入して、この家いいなぁと思うところにフセンをつけていました。自分はデザインより性能にこだわりたいなって思っていて、それこそ夏は涼しくて冬は暖かい家が良いなと思っていました。KADeLのホームページをみていると、そういったことを考えている家なんかなと思いました。
奥様:私はずっとネットを見ていて、おしゃれな家がないか調べていました。その時、KADeLの「囲炉裏の住宅」をみて、「ここめっちゃおしゃれでいいやん」ってなって、行ってみることにしました。
ご主人:そこで、直接お話をきいて、かっこいいなと思いました。和と洋の融合というのに興味があって、「囲炉裏の住宅」は和と洋の雰囲気の両方があって、調和されていたのですごい良かったです。
奥様:KADeLでは営業さんが一緒に土地探しもしてくれました。私たちの希望である見晴らしや広さをしっかり考えてくれて、いいなと思うところを何件か紹介してくれました。
他の設計事務所やハウスメーカーもご検討されましたか?
奥様:大手ハウスメーカーも色々まわっていました。そこは、営業さんが全部設計するところが多かったです。
ご主人:どっちかっていうと営業さんがメインで設計するらしく、それを設計さんに渡してチェックしてもらう流れだと聞きました。既存の枠にあてはめられて考えられるっていうのが、ちょっと嫌で。自分たちはもっとこだわりがあるので、インナーバルコニーなどをうまいこと取り入れてくれるところがいいなぁという話になりました。
ご主人:他の設計事務所はみていないですね。注文住宅は打ち合わせが多くなると思っていたので、できたら家から30分くらいでいける会社がいいなと思っていました。KADeLはSUUMOのランキングで上の方にあって、場所も近かったので、行かせてもらいました。
最終的にKADeLに決められたポイント(理由)を教えて下さい。
ご主人:担当してくださった営業担当がすごい親身になって聞いてくれたなという印象がありました。土地探しも熱心にしてくれました。モデルハウスに連れて行ってもらったときに、いいなと思いました。第三者の意見もほしかったので、後日親とも一緒にモデルハウスに行きました。その時に設計の西尾さんもいてくださって、話をしっかり聞いてくれました。デザインだけじゃなくて、性能や家事動線などもしっかり考えて下さっていて、これやったら任せてもいいんじゃないかなと、僕の中ではこれが決定的なところでした。打ち合わせとしては、3~4回目くらいでしたね。
奥様:模型とかも作ってくれて、私はけっこうはじめの方からKADeL推しでした。色々な家を見ましたが、和と洋を融合できていないところが多いじゃないですか。デザインを重視している会社でも、ごちゃごちゃしているところも多かったんですが、KADeLはちゃんと調和されていると思いました。あまり他で見ないデザインで、あとは、性能なども熱心に説明していただいたのでKADeLに決めたいと思いました。熱や空気の流れ、光や風の取り入れ方の説明もすごいと思いました。
ご主人:最初から、設計さんが同席してくれるのが、安心感あったっていうのもありますね。KADeLは落ち着いた家を提案してくれました。予算内というわけではなかったんですが…まぁ頑張ったら手に入るというか、現実感がある感じでしたね。
家づくりで特にこだわったところはどこですか?
ご主人:自分は、壁の雰囲気と収納ですかね。玄関横のシューズインクローゼットや2階のウォークスルークローゼットにこだわりました。リビングの壁面収納は本棚になっているんですが、そこもギッシリと詰まっています。
奥様:どうしても生活感が出てしまうので、基本的に全部隠す収納にしました。
ご主人:あと、雰囲気は一番こだわったかもしれないです。
奥様:私が好きなフィンランドのカフェがあって、そこの雰囲気が良かったです。フィンランドってほとんど白い壁に淡い色のテーブルとかが多いんですが、そのカフェはグレーの壁に黒色や木の感じの雰囲気でした。そこがかっこよくて、そういう感じにしてほしいとお願いしました。
ご主人:フィンランドも自然と一緒に暮らすというような考え方が根付いているみたいで。
奥様:デザインにも自然のモチーフが多いんですよ。だから、そういう風なイメージで家を作りたいなってなりました。
ご主人:かつ、かっこいい家がいいなってなりました。
奥様:暗いけどやわらかい雰囲気にしたかったです。ちょっと難しいんですけど、落ち着いていて、重すぎないイメージ。色合いもやわらかいのを選んだりしました。
奥様:あと、洗濯物を外に絶対に干したくないという要望を最初から伝えていました。実家が田舎の方でしたので、今まで洗濯物を干すと、虫がついたりしていたんです。それが本当に嫌で。だから、インナーバルコニーを設置してもらうことにこだわりました。
何を優先して、プランの打ち合わせを進めていかれましたか?
奥様:私は、見た目を重視していました。主人は性能重視で、役割分担ができていました。
ご主人:設計の西尾さんと話しながら、「こういう場合は、こうしたほうがいいですよ」という意見を言ってもらえたので、お互いに納得して打ち合わせを前に進めることができました。
契約時の建物のイメージと実際の建物のイメージは違いましたか?
奥様:模型やパースでみるのと、実際完成した建物の中に立ってみるのと、全然イメージが違いました。実際の方がもっと良くみえました。広く見えましたし、細かいところもびっくりするくらい設計図通りでした。
ご主人:やっぱり模型があるから、光の入り方とかすごくイメージがしやすかったです。そのおかげで、違和感やズレはなかったのかなと思います。
実際にお住まいになられて快適性などはいかがですか?(光・風・熱など)
ご主人:光に関しては思った以上に家の中に光が入ってくる感じがして、本当に昼間とか朝は電気がいらない状態で、エコになっていますね。断熱性も高いので、暖かいですね。冬場は1階の床暖房と2階の吹き抜けのところでオイルヒーターをちょっとつけるんですけど、それだけで他は暖房一切使わずに家全体が暖まりますね。
奥様:冬はエアコン1回も使わずに終わりましたね。真夏はさすがにクーラーをつけましたけど。
ご主人:それだけでほぼ大丈夫でした。まさに家全体が夏涼しく冬暖かく、快適に過ごせています。風の通り抜けはすごいですよ。地域柄、山から来る風がすごい入ってきます。
奥様:夏もたまに、夕方に窓を開けたら風が気持ちいいです。虫が気になるので、網戸をして、ちょっとだけしか開けませんが、それでも十分涼しいです。
KADeLの良かったところ、悪かったところはございますか?
ご主人:設計担当の西尾さんは、打ち合わせ中冗談とかも言ってくれるし、めっちゃ話しやすかったです。
奥様:ちゃんと親身に聞いてくれて、プランをキレイに仕上げてくれて、自分が思っている以上に提案してくれるプランがおしゃれでした。はじめはもっとシンプルにしようかと思っていたんですけど、壁紙の案として、黒色もいいですよと提案してくれたのも良かったです。他の家とは違う感じもほしかったので。
ご主人:けっこうわがまま言ったんですけど、ホンマにキレイに設計してくださいました。
奥様:西尾さんじゃなかったらこの家は建たなかったと思います。
ご主人:それは絶対そうですね。
奥様:設計さんとの相性は大事やと思います。
ご主人:そこは大事です。設計さんも営業さんも親身に、すぐに対応してくれました。
奥様:気になったこととしては、1階のトイレが思いのほか暗かったので、もうちょっと明るい色の壁紙でも良かったなと思いました。
ご主人:最初は暗すぎたなぁって言っていて、電気をつけようという話になっていましたが、今はもうその明るさに慣れて、逆に落ち着きます。
奥様:2階のトイレの方が、明るすぎるって思うようになりましたね。
ご主人:2階も暗くしたかったです。朝起きたときとか、寝る前とかいいかもしれないですね。
最後に、これから家を建てられる方へアドバイスをお願いします。
ご主人:こだわるところは、やっぱりこだわったほうがいいと思いますね。例え、予算が少し超えてもそうしたほうがいいと思います。超えすぎたらしんどいですが。どちらかというと、見た目よりも性能がやっぱり大事だと思います。その方が、暮らしやすさに直結するので、後々満足すると思います。
奥様:建てる前に、どういう生活をしたいかちゃんと考えた方がいいと思います。前もって考えておかないと、こうしたらよかったという後悔をしてしまうと思うので。コンセントはもうちょっと欲しかったなぁというところがありましたが、ほとんどいい感じでした。あと、収納も多めにあったほうがいいですね。
ご主人:僕たちは、震災とか怖いんで、やっぱりストックが欲しかったですね。階段下収納やダイニングの裏に、水やガス、食料なんかを置いています。
奥様:色々考えるの大変なこともありましたが、時にはケンカしたほうがいいと思います。
ご主人:お互いの意見をちゃんと言い合って、譲れるところは譲ってね。
奥様:ちゃんと言わないと、わだかまりが残るから。ここはあれが良かったのにと後で言いたくないですよね。どうしてもお互いに譲られへん壁紙もあったんですけど、それぞれのクローゼットの中で楽しむようにしました。
ありがとうございました。