<設計者コメント>
白い壁、白い磁器タイルの床、オープンなキッチンや背面の収納、テレビボードやローテーブルまで白をベースにすっきりとデザイン。
裏山の緑に向かって吹抜けを配した環境を取り込む開放的なお住まいです。サッシはあえて枠を黒にし、景色を切り取る額縁のように。
階段のシルエットにもこだわっており、弧を描く細い金属の手すりが印象的です。
2階も吹き抜けに面して部屋が連続する開放的な空間。住まい全体が緩やかに繋がっているので、家のどこにいても家族の気配を感じながら暮らすことができます。外観も、雨樋の収まりにまで気を遣って仕上げた緩勾配の切妻屋根、ランダムに配したスクエアの窓、白いモルタルの外壁など、室内同様、ミニマリズムを追求したモダンなデザインになっています。