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家づくりは敷地を丁寧に
読み解くところから

今回の計画地は頻繁にバスが通る大通りに面しています。南側は駐車場、北側は空き家、西側の住宅からは見下ろされるという立地です。将来性も考慮した上で、プライバシーを守る必要があります。

昔ながらの
心地よい住宅を目指して

この敷地には元々築40年の平屋と大切に育てられてきた大きな庭がありました。

「瓦の家」は既存の建物配置を変えず、大きな庭もそのまま残すようにすることで、近隣への日照環境や風の流れに影響が少ないよう配慮しました。そして、平屋のような低く構える外観とすることで地域の景観と調和する建築といたしました。

光と風を巧みにデザイン
エアコンに頼らない家

「自然の力を利用し、自然の恵みと寄り添いながら暮らす」
それがKADeLのご提案する
環境共生住宅

瓦の家

デザインのしかけ

自然環境を住宅の中に取り込むための6つのしかけ。
「瓦の家」の快適な住まいのための「しかけ」を紹介します。

熱の流れ-重力換気

の流れ-重力換気

風があまり吹いていない日でも自然の力を使って、
夏の熱気や住宅内で発生する人と家電の熱を効率よく外部に排出するための工夫です。

熱の流れ-重力換気
図:熱の流れ-重力換気

室内で発生する熱

◆人体からの放熱
人間1人当たり約100Wの熱量を持っています。

◆家電からの放熱
夏場、冷蔵庫の外側は50℃から60℃にもなります。
ほかにもほとんどの家電製品は常に熱を放出しています。
例)炊飯器:約1200W  洗濯乾燥機:約1000W  食器洗浄機:約1100W

天窓

階段上部に天窓を設置することで、家中に溜まった熱気を効率よく排出することができます。

上昇気流

階段室の高低差によって室内に上昇気流が発生します。
この上昇気流が1階で発生した熱を引き込み、天窓を通して熱気を排出します。

庭に面した大開口

天窓から室内の熱気や臭気を排出し庭からの新鮮な空気を取り込みます。

庭と気化熱

夏に庭に雨が降ったり、打ち水をしたりすると、水が蒸発するときに周りの熱を奪い(気化熱)、上昇気流が発生します。この上昇気流が室内の熱を引き込み、室内に溜まった暑い空気を排出する空気の流れを生み出します。

風の流れ-風力換気

の流れ-風力換気

夏の暑さを和らげる風の流れを住宅に取り込むための工夫です。
地域による風向きの違いを考慮して生活の中に自然の風を取り入れるための工夫をしています。
特に大阪では年中、西風が吹くので、この西風を取り入れることが出来るように設計しています。

風の流れ-風力換気
図:風の流れ-風力換気

西側の窓

西風を効果的に取り込むことができます。

和室|欄間

和室を囲む壁には欄間を設けています。
欄間を設けることで風の通り道ができ、空気がこもることがありません。

北側の窓|ウインドキャッチャー

風向きに合わせて縦滑り出し窓の開き方を調整することで建物の横を通り抜けていくだけの風を室内に取り込むことができます。

ウインドキャッチャー

風の通り道

風を取り込むために入口だけでなく出口をつくり、風の通り道を計画しています。
北側と西側から取り込んだ風が南面の大きな窓へと吹き抜けていきます。

エコエア

エコエア

KADeL独自の空気循環システム「エコエア」は
冷気と暖気の入れ替えシステムです。

エコエア
図:夏のエコエア
夏のエコエア

夏の強い日差しを受けて熱気が溜まった屋根裏に、床下の冷気を送り込み、屋根裏の熱気を強制的に排出することで、室温の上昇を抑えます。

大きな庇(ひさし)

庇の長さを調整しているので、夏の高い角度からの強い日差しが室内まで差し込むことはありません。

棟換気

屋根裏に溜まった熱気がエコエアによって運ばれてきた冷気に押し出されて屋根の一番高いところ(棟)から排出されていきます。

植栽

南側の庭に植栽をすることで、直射光をやわらげ、庭に木陰を作ります。

図:冬のエコエア
冬のエコエア

高いところに溜まった暖気をパイプを通して足元に運び、室内の温度ムラをなくすことで、空調ロスを軽減します。

大きな庇(ひさし)

夏の強い日差しとは反対に冬の低い角度からの太陽光は庇の下を抜けて室内いっぱいに届きます。

植栽

冬になると葉を落とすので、太陽光を遮ることなく、太陽の熱を十分に室内まで取り込むことができます。

光を取り込む

を取り込む

家中に自然光を取り込むことが出来るように計画しています。

光を取り込む

Low-eガラス

必要に応じて窓ガラスにLow-eガラスを採用することで夏場の強い太陽熱の量を制限しながら、自然光を取り込むことができます。

Low-E:Low-E遮熱ガラスとはペアガラスに金属膜加工を施した特殊なガラスで、明るさはそのままに夏の日差しを大幅にカットすることができます。

図:光を取り込む

天空光

太陽光が地上に届くまでの間に空気中のチリや雲などにあたって拡散され、その拡散光のうちで地上に到達するものを天空光と言います。
曇りの日に太陽が遮られても、方位に関係なく空全体が明るく感じられるのは、この天空光のおかげです。

白い内壁

内部の壁を白くすることで室内をより明るくすることができます。
白い壁が取り込んだ光を拡散させるので、部屋の奥まで自然光が広がります。

北側の開口

太陽からの直射光ではなく、天空光を取り込むことができます。そのため、北側の開口部からは常におだやかで安定した自然の光を得ることができます。

植栽と簾(すだれ)

南側の大開口では季節によって取り込む太陽光の量を調整します。

□夏季
植栽によって強い日差しをやわらげ、庇に簾をつけることで直射光を遮りながら、やわらかい拡散光を室内に取り込むことができます。

□冬季
冬になると植栽の葉が落ち、簾を取り外せば、太陽光をたっぷり取り込むことができます。

視線と動線

視線動線

自然環境を取り込んだだけでは快適な住宅とは言えません。
自然環境を取り込みつつ快適で暮らしやすい家となるように、視線と動線を計画しています。

視線と動線
図:視線
視線

外部からの視線は遮断しつつ、内部ではすこしでも遠くまで視界が広がるように設計することで、プライバシーを確保しながらも空間の大きな広がりを感じられるように計画しています。

外部の視線

外部からの視線が室内まで届くことはなく、内部のプライバシーは確保されています。

内部の視線

室内だけでなく、庭まで視界が広がることで空間の大きな広がりを感じることができます。

大きなコンクリートの塀

前の道路からの視線を完全に遮断して、内部のプライバシーを確保します。

植栽と簾

植栽で周辺からの視線を遮断します。冬場に植栽の葉が落ちると、必要に応じて簾を下ろすことで周辺からの視線を調整することも可能です。

図:動線
動線

くつろぎの空間と家事の空間を明確に分割することで、それぞれが快適に過ごすことができるような動線を設計しています。

家事動線

直線とすることで、最短で効率よく家事を行うことができます。

生活動線

大きな庇がリビングから縁側、庭までをゆるやかにつなぐことで、外部まで広がる大きな生活動線を計画しています。

湿度と気流

湿度と気流

空気の流れを設計することによって、
住宅の敵である湿度や食事やペットの臭いなどの
生活臭を住宅の外へと追い出すことができるように計画をしています。

湿度と気流
図:湿度と気流 その1

1)水回りからは湿気、LDKや玄関からは臭気が常に発生し室内に広がっていきます。

図:湿度と気流 その2

2)風の流れが室内で発生した湿気や臭気を外部に押し出していきます。

図:湿度と気流 その3

3)常に風が流れ続けることで室内の空気を常に新鮮に保つことができます。

図:湿度と気流 立面図

細やかな配慮をした
プランニング

瓦の家

  • 所 在 地:大阪府
  • 家族構成:夫婦2人+子供2~3人
  • 敷地面積:265.46㎡ (80.30坪)
  • 施工面積:186.51㎡ (56.41坪)
  • 延床面積:157.53㎡ (47.65坪)
  • 1階床面積:96.88㎡ / 2階床面積:60.65㎡
  • 収 納 率:36.7% (小屋裏収納面積:19.87㎡)
瓦の家 1F平面図 瓦の家 2F平面図
1Fだけで生活が完結する設計

子供たちが独立した後、夫婦2人で1階だけで平屋のような生活を送ることができるように設計しています。
畳下収納や隣の納戸にふとんを収納することができるので、和室を夫婦の寝室として使用することができます。
また2階にバルコニーを設けるのではなく、1階に物干し場を設けることで、家事もすべて1階で行うことができます。

2Fにはトイレなし

トイレは1Fに1つあるだけで2Fには設けていません。これは子供たちがトイレを使う度に1Fに下りることで、家族が顔を合わせるきっかけをつくる工夫です。

大きな庇

室内から庭に向かって伸びる大きな庇によって、夏の強い日差しを遮ることができるだけでなく、縁側とあわせて室内と庭をつなぎ、室内が外部に広がっていくように感じることができます。

大きな窓

庭に向けて設けた大きな窓によって、庭からの風や季節感を室内に取り込むことができるだけでなく、庭に向かって視界が広がることで、室内をより広く感じることができます。

大きな縁側

庭に面して大きな縁側を設けています。この縁側が中間領域として室内と庭をつなぐことで、より室内を広く感じることができます。

コンクリート壁面

建物の前に立つ大きなコンクリートの壁は前を通る大通りからの視線を遮り、内部のプライバシーを守ります。

水廻りの集約

キッチン・洗面・風呂など水廻りを集約し、くつろぐ空間とは明快に分割しています。こうすることで、家事をする人とリビングでくつろぐ人が家の中でお互いに快適に過ごすことができます。

畳下収納

和室の畳の下に大きな収納を設けています。見えない位置に収納を設けることで、空間を整然ときれいなまま使い続けることができます。

納戸

1階に大きな収納スペースを設けておくことで、将来的に子供が独立した後、2階に上がることなく、1階だけで生活が完結させることができます。

階段上の天窓

階段上の天窓から自然光を取り込みます。
また、階段を通って上昇してくる1Fで発生した熱気をこの天窓から排出することができます。

様々な家族構成に対応することができる可変性のあるプラン
様々な家族構成に対応することができる
可変性のあるプラン

家が完成したあとも、時間の経過とともに家族構成は様々に変化していきます。こうした家族の変化に柔軟に対応することができるように工夫しています。

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