1.パッシブデザインの話     2.断熱の話     3.構造の話

構造の話
住宅を支えるものとは ~耐震・防震・減震で地震対策~
いつまでも快適にその住宅に住み続けるために、
建物が完成してしまうとなかなか見ることが出来ない住宅の構造部分は最重要項目のひとつと考えております。
弊社では、施工精度をお客様の目で実際にご確認していただけるよう、施工中の住宅の構造見学会を随時開催しています。
梁や柱などだけでなく、大工棟梁のきめ細やかな施工技術を是非現地でご確認下さい。

安心の地盤品質
お家を建てる前に、まず地盤の強さを徹底調査。33 万件以上の実績をもつ「ジャパンホームシールド株式会社」に地盤調査・解析を依頼しています。
建物の大きさや形は一邸一邸違うもの。その建物に最も相応しい地盤品質をご提供するために、計画が決定してから地盤強度の調査・解析する、安心の品質管理体制です。
万が一に備える" 補償" ではなく、不同沈下しない地盤品質を" 保証" する安心の「地盤サポートシステム」で、大切な住まいづくりを地盤から形にしていきます。
KADeL 独自の高耐久・高耐震ベタ基礎工法
ベタ基礎は鉄筋コンクリートで建物を下から支える工法。地震の衝撃を効果的に地盤へ逃がすことができる、優れた特徴をもっています。
しかも当社では、全国でも数少ない次世代工法である高耐久・高耐震ベタ基礎一体打ち工法を標準採用。一般的なベタ基礎と比べて耐震強度を大幅に向上しています。
それに加えて、
① 床下・立上がりの鉄筋は全て直径13mm の異形鉄筋を使用し、200mm 間隔でクロスに配置。
② 床板厚さはもちろん150mm、しかも立上がりの幅も150mm を確保。
③ 地震のときに力のかかりやすい建物4隅へコーナーハンチを設置。
など、地震から大切なご家族と住まいを守るため、様々な工夫を施した基礎づくりを行っています。
さらには、床下のコンクリート下に敷いている防湿フィルムによって、地面から上がってくる湿気をシャットアウト。床下を湿気から守り、耐久性を向上させています。

外壁通気工法・基礎パッキン工法
木造住宅にとって湿気は大敵です。湿気は結露や木材の腐食、カビの発生の原因となり、住宅の耐久性を低下させます。近年、高気密・高断熱の住宅が多くなりましたが、実は断熱性・気密性が高ければ高いほど、室内外の温度差が大きく、結露は発生しやすくなります。 KADeLでは湿気対策として、床下に「基礎パッキン工法」を、外壁内部には「ブレストロング工法」を採用しています。「基礎パッキン工法」とは従来の約1.5~2倍の換気性能を持ち、高強度樹脂製プラスチックを基礎と土台の間に挟み込むことで、床下全体で効率よく換気を行う工法です。そして、「ブレストロング工法」とは、外壁内に特殊なフェルトを施工することで通気層を確保し、湿気を排出する工法です。木材等を常に乾燥した状態に保ち、建物の耐久性・耐震性を長期的に維持することができます。また、「ブレストロング工法」は夏場に強い日差しを受けて外壁内に溜まった熱を、通気層を通して排出し続け、夏場の室内を涼しく、快適に保ちます。
防震ゴム付鋼製束で将来を見据えた地震対策
基礎と同じく建物を床下から支える束には、強度や耐久性に優れた鋼製束に防震ゴムを組み込んだ、防震ゴム付鋼製束を標準採用しています。
住宅は、身体には感じない程度の微振動も含めて、交通振動・自然振動・生活振動など常に振動に晒されており、長期的な振動によって接合部のボルトに緩みが生じる恐れがあります。
防震ゴムはそんな振動を吸収し、木材接合部のボルトの緩みを防ぐことで万が一の地震のときに建物の耐震性能を最大限に発揮できるようにしています。
防振ゴム付鋼製束は、新築時はもちろん10 年後・20 年後、さらにその先を見据えた長期的な地震対策に抜群の効果を発揮しています。

耐震性を高めたハイブリッド木造軸組工法
当社の木造軸組工法は、地震・台風・高温多湿・雪という日本特有の気候風土の中で長い年月をかけて培われてきた技術に、耐力壁や剛床など地震に強いとされるツーバイフォー工法のダイヤフラムの概念を付加。木造軸組工法とツーバイフォー工法の優れた構造特性を融合することで、より地震や台風に強い住まいを実現したハイブリッド木造軸組工法です。
しかも柱や梁には、無垢材に比べて約1.5 倍の強度を備え、反り・ねじれも少ない構造用集成材を採用。さらに土台・柱・梁などの軸組材はCADデータに基づき予め全自動加工機により加工するプレカット技術を導入することで、住宅品質の均一化はもちろん、施工精度の高い機械加工による継手・仕口加工により、高い耐震性能を確保しています。
それに加えて、木造軸組工法は強度面もさることながら、レイアウトの自由度が高く、狭小敷地や変形敷地といったさまざまな条件にも対応しやすく、敷地をフルに有効活用できる優れた工法なのです。

木にこだわる理由
木の強度は鉄やコンクリートに劣ると思われがちですが、重さあたりの強さを比べると杉の引張強度は鉄の約4倍、圧縮強度はコンクリートの約6倍もあります。
さらに木は火に弱いというイメージがありますが、木材は表面が炭化すると内部までは燃えにくくなるので、鉄のように熱にさらされると急速に強度が低下することもありません。鉄は3~5分程度で変形するのに比べて、木材は15分たっても約60%の強度を維持しています。
多くの優位性を持つ木材は、地震や台風・火災などの災害から大切なご家族を守ることができる建築構造材料なのです。しかも建築材料としての歴史は千年以上あり、他の建築構造材料とは比べものにならない実績があります。
近代的な新しい工法が誕生し、将来的な新しい取り組みがなされている現在、木に学び、木の本質を活かすことができる家づくりが求められています。
木造建築の本質は、素材の良さを活かすための知恵の結晶です。わたしたちKADeL は自然本来の素晴らしさを活かす工夫と、それを形にする技術を持っています。そしてそれが、家族や地球に優しい、いつまでも安全・安心で快適に住まうことのできる住宅づくりの原点であると考えています。

屋根で減震
屋根は軽い方が重いものより安全という考えは、現在の耐震設計の常識となっています。
地震のとき重い屋根は軽い屋根に比べて、その重さに比例した余分な力が加わりますが、屋根を軽くすると建物にかかる地震の力を小さくすることができます。また屋根が重く、重心が高い位置にあるほど揺れ幅は大きくなり、建物への負担が大きくなりますが、屋根を軽くすると地震のときの建物の揺れ幅を小さくすることができます。
つまりは、軽い屋根材を使って建物全体の重量を軽く重心を低くすることで、建物にかかる地震の力を小さくすることができる、これが「減震」という考えです。
当社では、住まいの耐震性能を高めるために屋根の素材にも徹底的にこだわり、重さが粘土瓦の約1/10 と、カラーベストよりも軽く地震に強い屋根材として近年高く評価されているガルバリウム鋼板を標準採用。「屋根で減震」することで、住まいの耐震性能をよりいっそう高めています。

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